一度腰痛になってしまうと何度も痛みを繰り返して慢性化することも多いため、腰痛にならないように生活することが大切です。日常を見直し、ちょっとしたことを心がけるだけでも腰痛対策になります。まず挙げられるのが、正しい姿勢を心がけることです。立ち姿勢はもちろんですが、座り姿勢でも背筋を伸ばしてお尻を座面に密着させ、深く椅子に座りましょう。床に直で座るときは、正座が腰に負担をかけにくい座り方です。車の運転も、背はシートにつけて深く座りましょう。
長時間同じ姿勢になるデスクワークや運転を仕事にしている人は、休憩を入れて軽いストレッチなどを行うと腰痛対策になります。寝る際の姿勢にも注意が必要で、腰に負担がかかるうつ伏せや膝を伸ばしたままにしないように心がけましょう。寝具にも気を配り、硬めのもので寝るのがおすすめです。日常的な家事や動作についても、重いものを運ぶときは体に近づけて運びます。掃除機をかけるときは前かがみにならないようにしたり、雑巾がけにはモップを使ったりと無理な姿勢は避けましょう。
靴が自分の足に合っていなかったり、ストレスを感じている場合にも、腰痛の原因になるので気をつけたいところです。ストレスを解消するために運動や趣味などを行い、プライベートを充実させることが大事と言えます。このように日常で腰痛に気をつけた生活を送るだけでも、予防につながるのです。規則正しい生活と正しい姿勢、適度な運動、ストレス解消などにしっかりと取り組みましょう。