腰が痛くて仕事ができなかったり、腰痛で家事をする気分になれなかったりなど、つらい腰痛で悩んでいる人も少なくありません。腰痛を改善するには、腰痛になった原因や痛みのレベルに合った改善方法を取り入れることが大事です。腰痛の原因を特定し、それに合わせた改善方法を選びましょう。
慢性的な腰痛に効果的なのは、お風呂です。温かいお湯にゆっくりと浸かることで、筋肉の緊張がリラックスして血行が促進されます。入り方としては、シャワーを浴びてから湯船に浸かるようにしましょう。入浴前は体が冷えているため、お湯との温度差で立ちくらみなどの症状が出てしまうからです。低温から、徐々に温度を上げていきましょう。
大体38度〜40度ほどの温度で湯船の半分程度お湯を溜めておき、シャワーを浴びた後に約30分を目安に浸かります。浸かっている間は、無理のない程度にストレッチを行うのがおすすめです。安全のため、バスタブは必ず掴んで行いましょう。約30分経ったら、大体40度〜42度で再びお湯を溜めていきます。体が温まったところで、湯船から出ましょう。
腰痛にお風呂は効果的ですが、ぎっくり腰の場合には悪化する恐れがあるため、気をつけなければいけません。ぎっくり腰は、冷感湿布の方が効果的です。また、症状が重い場合やお風呂に入っているのに軽くならないような場合には、医師や専門家への相談が必要でしょう。個人で判断して対処すると、悪化する可能性があるのです。